山田緑地フォルクローレコンサート


リハーサル中のSAMAY

山田緑地フォルクローレコンサート
日 時平成15年 4月13日(日)13時30分より
場 所
北九州市小倉北区
山田緑地「森の家」講堂
参加者
アンサンブル
・トライアド
西田弘道、金任淑、甲斐泉、加藤正文、飯田承考、中村明子、小野貴弘
参加者
SAMAY
なかはら、重森、ゆみか、竹若、りょう、成相、山内
曲 目
アンサンブル
・トライアド
ラ・ボリビアーナ、風とケーナのロマンス、トゥール、アイマラ族のお祭、
キジバトの歌、カンシオンとワイニョ、少年ケニア、灰色の瞳、
虹・空・星・世界、コーヒールンバ
曲 目
SAMAY
エスペランサス、夏のタキラリ、プリマベーラ、ハピパイ、ルミ・ルナ、
クシ・サンファニート、素焼きの瓶、砂の城、ヌカ・ジャクタ、マラクンの子供達
曲 目
合同
コンドルは飛んでいく、マリーポーサ、エル・サリリ、花祭り(アンコール)
写 真RIE

山田緑地と言えば、現在は「緑地」として市民の憩いの場となっていますが、 戦時中は山田弾薬庫が有った場所で、そんなことから、小倉北区に有りながらも、 長い間封印されてきた近づき難い場所のようなイメージがありまして、 緑が生い茂った広大で綺麗な環境なのですが、何となく霊園に似た静かな雰囲気を 醸し出している不思議な雰囲気の場所なのであります。

山田緑地

「アンサンブル・トライアド」はヤマハ音楽教室の講師の先生たちが集まって結成された フォルクローレグループです。SAMAYのメンバーでも、なかはら翁や小迫姫が ケーナ教室の金先生にお世話になっていたことや、SAMAYと同様2001年 北九州博覧際のミュージックステージに出演されたことなどから、このグループの存在は なんとなく知っていました(「お噂はかねがね...」といった感じですね)。 山田緑地は、この「アンサンブル・トライアド」が コンサート会場として利用されたことのある場所で、今回、光栄にもご一緒させて いただく運びとなりました。

前日までは、小雨模様のあまり冴えない天気でしたが、 当日は朝から晴れて気温も上がり、 何故だか寒い日々を過ごしてきた今春の状況としては、 やっと待ち望んでいた春らしい行楽日和となりました。 両グループとも午前9時過ぎには会場入りし、機材の搬入を済ませた後、みんなで 会場づくりをしました。ステージの位置やお客様の椅子のセッティングなど、 音楽発表会の形式をよくご存知の金先生の的確な指示のもと、非常に効率良く、 あっと言う間にコンサート会場が出来ました。

まず、アンサンブル・トライアドがリハーサルに入りました。 「全員揃うのは久しぶり」という超ハードスケジュールの先生方なので、リハーサルでは 曲の構成などを入念に検討されているようでした。と言っても皆さん若さあふれる方達ばかりで 笑い声と歓声の耐えないリハーサルは、何かとても楽しいひと時を過ごしておられるようで、 なんだか羨ましくもありました。

打ち合わせ中のアンサンブル・トライアド

その後、合同演奏の練習をして、SAMAYのリハーサルに入りました。 このころから既にちらほらお客さんが集まって来られたので、リハーサルも早々に切り上げ、 昼食のお弁当をいただきました。お弁当は、なかはら翁が買ってきてくれたようですが、 色々なおむすびが六つくらい入っていて、それぞれにおかずがトッピングされている ちょっとユニークなもので、とても美味しかったです。屋外に出てゆっくり味わえれば また格別なものだったのでしょうね。次回はゆっくり時間をとって、皆で屋外で食べましょうね。

事前に打ち合わせたプログラムでは、まずSAMAYが演奏して、その後アンサンブル・トライアドが 演奏し、最後に合同演奏をして閉幕ということになっていましたが、 金先生が「お願いがあります、私達を先に演奏させていただけませんか?」と言われたので、 出演の順番を入れ替えることになりました。 アンサンブル・トライアドの演奏が終わったら、お客さんが皆帰ってしまうのではないか という大きな不安がありましたが、一番最後に合同演奏も有るので、残っていてくれるお客様もおられる のではないかという楽観もありました。「ただし、演奏が終わっても、合同演奏までは帰らないで下さいよ」と、 多忙な先生方に私達からも「お願い」をしました。

アンサンブル・トライアドのステージ
演奏するアンサンブル・トライアド

卓越した演奏技術を基盤とするアンサンブル・トライアドの演奏は、素直で耳に心地よく、たいへん聴きやすいものでした。 選曲もフォルクローレだけでなく、「少年ケニア」や「虹・空・星・世界」など、色んなジャンルの曲の中から フィーリングの合うものを自由に選んでされているようで、「なんちゃってフォルクローレ」などと謙遜しておられましたが、 バンドの個性としてはなかなか面白いところを狙っておられると思いました。

皆さん音楽の先生たちなので、 楽器の演奏技術については、言うまでも無く、素晴らしいものがあるわけですが、 アンデス楽器やフォルクローレ楽器の専門家というわけではなくて、 例えば西田先生はサックスの先生なのですが、 ここではチャランゴを弾いておられる、というふうに、皆さんご自分の本来の楽器とは少し離れて、 趣味の感覚でアンデス楽器を演奏しておられるわけで、そんな楽しさが表れているのが、また一つの魅力でもありました。

演奏するSAMAY

アンサンブル・トライアドの演奏が終わると、お客さん達はいっせいに席を立たれたので、 みんな帰ってしまわれるのかと心配しましたが、SAMAYの出番になると、また殆どの方が 席に帰ってこられたので、ほっと胸をなぜ降ろしました。 SAMAYの衣装はポンチョで揃えていましたが、会場はとても暑く、演奏中に汗が流れました。 また、PA練習を前日に一回しかしていませんでしたので、特にチャランゴ、ギター、マンドリンを 全てPA用の楽器(エレアコ)に持ち替えた私としましては、楽器の操作や音量バランスなど、 不慣れな事が多く、ハラハラドキドキの演奏でした。 これからPAを使用するステージがある時には、少なくとも2〜3回前からPAを使った練習を しておいた方が良いというのが、今回の大きな教訓となりました。

合同演奏

今回は100名ものお客様に来ていただき、本当に賑やかな良いコンサートが出来たと、感謝しています。 また、来ていただいたお客様は皆フォルクローレに詳しい方ばかりで、 いつもの一般の人達相手の演奏とは一味違って、心地よい緊張感の溢れる充実した雰囲気でした。

熱心に聴いて下さるお客様
杉山楽器の出店

また、客席後方には、杉山楽器さんに出店していただき、ケーナ、サンポーニャなどのアンデス楽器や 布製品、革製品、アクセサリーなどのアンデスグッズを販売していただいて、 コンサートの雰囲気に花を添えていただきました。 今回はゆうちゃんのお手伝いにボリビア・マンマの女性の方も来ていただきました。 やはり、販売コーナーに若い女性がおられると華やいで良いですね。ありがとうございました。 またSAMAYマネージャーのRIEさんには、受付〜会計の仕事を引き受けていただきました。 写真撮影も含めて、本当にお世話になりました。 そして、お忙しいお仕事の合間を縫って、本日のコンサートの為にご尽力いただいた金先生をはじめ アンサンブル・トライアドの先生方に心から御礼申し上げます。また、このような機会がありましたら ぜひご一緒させていただきますよう、お願い申し上げます。