喫茶「花桃」ライブ


喫茶「花桃」ライブ会場風景

喫茶「花桃」ライブ
日 時平成15年9月13日(土)
場 所
「花桃」
門司区大里桃山15-10-1
391-5155
参加者なかはら、ゆみか、竹若、重森、白石、与田、成相
曲 目(SAMAY) 第一部:コンドルは飛んでいく、ヌカ・リャフタ、素焼きの瓶、
     インガピリカ(楽器紹介)、エル・サリリ
第二部:砂の城、エスペランサス、セリア、クシ・サンファニート、
     マリーポーサ、花祭り
撮 影Rie

 北九州市門司区「戸ノ上山」麓の見晴らしの良い高台にある喫茶「花桃」で演奏 させて貰う話は、PAMコンサート以来、何かとお世話になっている浜地さんからいただいたもので、 今年の5月頃に実施の予定でしたが、「花桃」さんのご都合で延期になっていました。 今回、9月13日(土)に実施が決定し、浜地さんのグループと一緒に出演させて いただくことになりました。

喫茶「花桃」は、JR門司駅から南方向、都市高速道路を超えてさらに上った、 戸ノ上山の裾野に有り、その敷地は広大で、山の斜面に段々畑のように3段に分かれ て広がっています。最も低い所が駐車場、次の段が喫茶「花桃」で、最上段にはオーナー の立派な母屋と、ベンチやパラソルなどが幾つも設置されている広いテラスが有り、 このテラスにPAを組んで演奏させていただきました。遠く関門海峡や彦島も見えて 最高の眺めでした。

実は、前夜から未明にかけて、勢力の極めて強い台風14号が朝鮮半島との間を通過したばかりで、 開催が非常に危ぶまれておりましたが、夜明け頃にはなんとか風も収まり、いちおう開催の運びとなりました。 しかし晴れ〜曇り〜雨を15分毎に繰り返す不安定な天気で、屋外でするか屋内でするかは、ぎりぎりまで 決まりませんでした。オーナーのご希望もあって、屋外のテラスですることに決め、急いで準備をしましたが、 リハーサルをする時間は有りませんでした。


第一部の浜地さんのグループ。何やら見たことのある顔も...

第一部の浜地さんのグループは、我々SAMAYのメンバー重森さんのオカリナを中心にした軽音楽で、 さらに、なかはらさんも手伝って演奏されました。 オカリナのやさしい音色は、ときどきバックで泣いているツクツクボウシの大合唱にかき消されそうに なりながらも、なんとか頑張ってお客様にお聞かせすることが出来たようです。 年配の上品なお客様達の笑顔にオカリナの優しい音色が良く合って、 何とも言えないほのぼのとした雰囲気を醸し出していました。



第一部のSAMAYのステージ。

この日は、りょうさんと山内さんが都合で欠席したため、その穴を埋める助っ人として、熊本から与田さんに 来ていただきました。与田さんは、さすがは超ベテラン!、短い期間の間にSAMAYの音楽に すっかり溶け込んでいただいて、完璧にサポートして下さいました。

しかし、リハーサルのない本番は、何かと失敗も多かったです。 長くやっている曲でも詳細部分については忘れているところもあり、リハーサルの重要性を改めて認識しました。 PAもハウリングに悩まされました。ミキサーを操作してくれる人が一人いてくれ たらどんなに助かったことでしょう。



母屋にてお茶とお菓子をいただきました。

テラスの横にある母屋は、たいへん大きく立派で、第一部と第二部の間の 休憩時間には、そこでお茶とお菓子をいただきました。 建物自体もまだ新しく、広くて気持ちの良い家でした。きっとオーナーはお金持ちなのでしょうね。



第二部の浜地さんのステージは、しっとりとデュオ。

第二部の浜地さんのステージは、今度はSAMAYからの加勢はなく、ボーカルの女性とのデュオでした。 フォークソングやボサノバなど、ちょっと大人の感じのするつやっぽい落ち着いた演奏でした。 第二部のSAMAYのステージでは、今度はエレアコの回路が不調になってしまいました。 第一部の最中に少し雨が降ったので、ミキサーと電源部は皆で守ったのですが、エレアコの回路が雨ざらしに なっていることをすっかり忘れていました。ボッ、ボッ、と妙な音を立て始めたので、急いで回路を 取り外し、ボーカルと楽器を何とか一本のマイクで収録しようと、ひたすら身をかがめて演奏しました。



第二部のSAMAYのステージ

今回は、ちょっと不調続出で、お客様には大変見苦しい場面を多々お見せしてしまったようです。 しかしながら、そのぶん演奏には気合を入れました。第一部の「エル・サリリ」、第二部の「花祭り」 はたぶん今までで最高の乗りだったと思います。不調に見舞われ「もう取り繕うところが無い」 ところまで追い詰められると、返って開き直ってパワーが全開するのでしょうか?。 このことは、これからの演奏にとって何らかの大きなプラスになるのではないかと思います。



「花桃」からの展望。遠く彦島方面まで見渡せます。

「花桃」は一見すると普通の民家で、看板が無ければここが喫茶店であることはわかりません。 玄関をがらがらっと開けて「ごめんください」という感じで入っていきます。靴を脱いで上がって行く のも普通の民家と変わりありません。おそらく、ここは喫茶店と言うより、近所のお年寄りの 憩いの場のようで、商売として遠くから多くのお客さんを招くことよりも、近所の常連の方々だけで 静かにやって行きたいというような、そんな場所なのでしょう。演奏を聴きに来られたお客様も 殆どがそういった和気藹々とした感じの顔見知りの方々のようでした。

私が年を取って、近所にこんな場所が有ったら、さぞ幸せなことだろうなぁとつくづく思いました。 「花桃」はぜひ、このまま変わらず、いつまでもひっそりとやっていって欲しいものだと思います。 そしてまた、機会がありましたら、私たちに演奏させていただき、ささやかな至福の時間を共有させて いただきたいものだと思います。今回のライブにお越しいただいたお客様方、「花桃」のオーナー様、 そして今回の演奏にSAMAYを誘っていただいた浜地さん、また熊本からわざわざ加勢しに駆けつけて くださった与田さんに、心から御礼申し上げます。どうもありがとうございました。